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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届けします。
今回は、気軽に羽織れる軽くて暖かなメルトンコートと、ワッフル地のような編み地がユニークなタートルネックのニットトップスのお話しです。

第84回:軽くて上品な、冬のコート。

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coat "melton"

ここ数年で、冬のコートは随分と進化したのではないでしょうか?
デザインのバリエーションだけでなく、生地に着目して見ても、時代のニーズに応える機能面の改良を施したものが目立ちます。

この冬に HAU が提案するコートは、上質感がありつつもガウンのようにサッと羽織れる軽くて暖かなメルトン素材のコート。
メルトンと聞くと、昔よく着ていた P コートを思い出しますが、あの頃によく着ていた硬さと重さのあるものよりも、今はだいぶ軽さのある生地に進化しています。
特に今回使っている生地は滑らか感が特徴で、このラフなコクーン型のコートにしっくりと馴染むもの。
裏地は敢えて付けず、中に着ているもので暖かさを自由に調節できるようにしました。
ノーカラータイプなので、マフラーやタートルネックとの相性も良さそうですね。

首元のラインは少し立ち上がりのあるパターンにすることで、オーバーサイズながらも全体的にシャープで上品な印象になるように工夫しました。
ウールのコートは一歩サイズを間違えると "着られる" 印象に......。
小柄な私としては、"コートに着られない" ということも、大切なテーマだったのです!

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knit tops "waffle"

コートの中に合わせたのはワッフル地のようなポコポコとした編み地が個性的なタートルネックのニットトップス。
素材はアルパカの中でも特に滑らか感のあるベビーアルパカの糸を使用し、編み立てました。
タイトめなデザインのニットですが、しっとりとした風合いが特徴のおかげで着用時のチクチク感もなく、着心地の良い一着に。
いわゆるリブニットだと身体のラインが出過ぎますが、このニットはタイト過ぎず、程よくフィット感のあるサイズに仕上げました。

パンツはもちろん、プリーツスカートなど、ボリュームのあるボトムを合わせても。
リブニットだとちょっと薄くてシンプル過ぎて、なにかがもの足りない......と思った方にオススメの一着です。

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<HAUの取扱い店舗に関して>
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2020年11月7日 公開

撮影・編集:山本純子(CLASKA)

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