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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、身体を包み込むような丸いフォルムが特徴的なニットベストのお話しです。

第58回:ふわりと、包み込まれる。

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vest "plump"

包み込まれるような "まあるい" フォルム。
さらりとした肌触りながらも、柔らかすぎないしっかりとした着心地。

この上質感のある糸に出会った時から、ただのシンプルな服ではない、さりげないニュアンスをプラスしたデザインを落とし込みたいと頭の中で描いていました。
当初はカーディガンのような袖の長いアイテムを考えていたのですが、いざサンプルを作ってみると想像していたよりもずっと重い仕上がりに......汗。
春夏のアイテムとしては難しいのでは、と頭を悩ませていましたが、思い切って袖をカットしてみると、それがなんだかとても新鮮!
結果、重ねても1枚でも着ることの出来るアイテムへと生まれ変わりました。

このコロンとした特徴的なフォルムは、求心編みという立体的な編み方だから成せる技。
首元から放射状に目数を増やしながら、少しずつふんわりとした立体的な形に編み立てていきます。
皆さんも一度は目にしたことのある、胸元に柄が編み込まれた模様のニットも、この手法を用いて編んでいるものが多いようです。

素材は、海島綿とインドの長繊維綿を掛け合わせて生まれたスビン糸。
細くしなやかな超長綿で、サラッとした綺麗な見た目としっとりとした肌触りが特徴です。

肩先に乗っかるくらいの袖丈は、ベストとしてはもちろん、夏場はトップスとして1枚でサラリと着用できる優れもの。
今の時期は中にシャツや長袖インナーを合わせたり、夏場は薄手のボトムに合わせたりと、まさに1着で2つの着こなしが楽しめます。

ここではシャツワンピースと光沢感のあるパンツとの組み合わせからなる、2つのコーディネートをご紹介。
組み合わせるアイテムによって、ちょっと個性的な着こなしが楽しめる新感覚のベストは、シンプルな装いのプラスアイテムにどうぞ。

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<HAUの取扱い店舗に関して>
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2020年4月25日 公開

撮影・編集:山本純子(CLASKA)

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