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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、気軽に羽織れるのに品が良い、これからの季節にぴったりのジャケットとコートのお話しです。

第53回:さりげなく、きっちりと。

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"rustic"

丈の長いアウターも良いけれど、暖かくなるにつれて見た目もなんだか重い。
出来れば一番上に羽織るものの面積は減らしていきたい......。

この時期になると出来るだけ軽快に、でも朝晩の気温差対策はしっかりととりたい。
寒いのか暑いのか、そして朝の支度の際に、何を着れば良いのか?という悩みに陥ることも少なくありません。

カーディガンやシャツのように気兼ねなく羽織れるジャケット。
身体に馴染みつつも、しっかりと装いのなかで存在感のあるデザインにしたいと思い、試行錯誤を重ねました。
ノーカラーが良いのか、それとも襟付きが良いのか。
そうして考えたのは、甘すぎることなく、さりげなくきっちりとした雰囲気を感じさせてくれるスタンドカラーでした。

素材は、綿と麻の糸をヘリンボーン組織で織り立てた、ややしっかりとした中肉生地。
生地自体に織柄が入っているため、シンプルなデザインが引き立ちます。
また、表情のある生地だからこそ、綺麗にアイロンをかけずに気兼ねなく羽織ることができるところもこのジャケットの魅力のひとつ。

着るとコンパクトに見えますが、実は広げると身幅はたっぷり!
あえて裾に向かって窄まったシルエットにした為、ドロップショルダー&ゆったりバストでも、見た目はすっきりと見えるのです。
この辺りはパターンナーさんの技術によるものだと思っています。
私の描いたデザイン画の更に奥を見て、ラインをデザインし、立体にする仕事にはいつも尊敬しています。

身幅がある分、丈はあえて短めなので、ボリュームのあるボトムスと合わせても重くなりすぎずバランスの良い組み合わせに。
pants "herringbone" のようなラフなパンツと合わせてボーイッシュなコーディネートが今の気分です。

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<HAUの取扱い店舗に関して>
CLASKA Gallery & Shop "DO" 各店、および全国各地のセレクトショップにて順次展開中。CLASKA ONLINE SHOP でも全ラインナップ展開します。(順次発売予定)

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hau_clothes@claska.com

2020年3月21日 公開

撮影・編集:山本純子(CLASKA)

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