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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、襟ぐりと袖まわりに入った配色の糸がポイントになった、デザイン性のあるニットのお話。

第35回:ニットにも大人の遊びゴコロを。

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キンモクセイの香りが漂うこの季節。
不思議とこの甘い匂いに、子供の頃の懐かしい思い出が蘇ります。

さて、前回の連載でご紹介させていただきました、スタイリストの伊東朋惠さんによるコーディネート講座。
皆様、楽しんでいただけましたでしょうか?

私自身が提案する作り手側から発信するコーディネートと、客観的にプロのスタイリストさんにスタイリングいただくコーディネート。

同じアイテムでもこんなにも見え方が変わることに私自身がとてもびっくりしました。

私たちが好きな、肩肘張らずに自分自身がリラックスできるシンプルな装い。

シンプルなアイテムだからこそ、自分自身の気持ちが上がるような色の組み合わせや小物を投入するなど、
“着心地”と“高揚感”両方のバランスミックスがとても大事なことだと改めて勉強になったコーディネート講座でした。

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さて、今回はスタイリングにも登場した綺麗なイエローが映える“stitch knit”のお話です。

ネーミングの由来は、襟ぐり、袖ぐりに見えるこの一見ハンドステッチのような配色の糸によるものから。

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リンキング(パーツとパーツを繋げる工程のこと)の際、本来ならばニットと同色の糸で仕上げ、糸自体を目立つことなく接ぎ合わせていくことが通常なのですが、今回は敢えて配色の糸でリンキングすることによって、ハンドステッチのような手仕事感がさりげなく入ったニットに仕上げました。

配色であるこの糸ですが、色を決める際に主張しすぎることのない配色を意識しました。

その結果、イエローにはグレーの糸。ベージュとブラウンにはネイビーの糸を使用。

とても細かいことなのですが、コーディネートで使用したイエローニット。グレートーンのアイテムに自然となじんだのは、このステッチ糸のグレーとリンクしていたから! では?

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そしてこだわりは、着用したときだけではない、“見た目のあたたかさ”。

ウール80%カシミア20%の国産糸で丁寧に編み上げた後、一着ずつ表面を起毛することで、この素材のあたたかさを最大限に引き出すと同時に、表面に出来た細かな起毛糸が絡み合い、色味も優しい雰囲気に仕上がりました。

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裾リブの長さも敢えて長めにすることで、ウエスト周りもスッキリと。

トップスの袖の部分もポイントで短めのリブ編みにしました。

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ベストは、長袖のカットソーを合わせて色の組み合わせを楽しむのもよさそう。中にブラウスを合わせれば、きちんとした印象の装いにも。

私のおすすめカラーはこのイエロー!赤みの強いイエローというよりは、少し青みがかった爽やかな色が気に入っています。

果物で例えるならば、追熟される間の洋梨を連想させる色!ニットだからこそ、こんなカラフルな色で装いに遊び心を加えてみては?!

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stitch knit tops

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stitch knit tops ブラウン


SOLD OUT|完売御礼

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stitch knit tops イエロー


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stitch knit tops アイボリー


SOLD OUT|完売御礼

stitch knit vest

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stitch knit vest ブラウン


SOLD OUT|完売御礼

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stitch knit vest イエロー


SOLD OUT|完売御礼

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stitch knit vest アイボリー


SOLD OUT|完売御礼

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hau_clothes@claska.com

2019年10月26日 公開

編集・撮影:山本純子(CLASKA)

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