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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、今すぐ着たい、カジュアルなのに品のあるコートのお話。

第37回:上品カジュアルなコートで冬を先取る。

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最近は町中の季節行事の移り変わりが早いですね......。
ハロウィンが終わったらすぐにクリスマス。クリスマス気分が2ヶ月も味わえるなんて嬉しい!気もしますが、年末が近付いてくると思うとちょっと焦ります。汗

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左:“shetland wool coat”(11月23日発売予定)

さて皆さん、今年はコートを新調されましたか?

秋口からいろいろなお店でコートが並んでいるので、まだ見定めている方が多いのではないでしょうか。
今季 HAU のアウターは、コットンウール素材のフードコート“cotton wool chino cloth coat”と、シェットランド素材のステンカラーコート“shetland wool coat”の2種類。

今回は、まだ日中の暖かい今の時期から着用できる、コットンウール地のコートをご紹介します。

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フードコートは、春にご好評をいただいた“canvas coat”の冬版といったイメージ。

全体的なデザインは変えずに、サイズ感は少しだけ大きく調整し、ポケットはシンプルな箱ポケットに。そしてボタンは生地と同素材のくるみボタンに変え、ちょっとシックで大人っぽい雰囲気に仕立てました。

シックな印象を引き立てているのは、やはり生地の持つ印象が大きく左右します。

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こちらの生地は、愛知県の一宮にある機屋さんでオリジナルで製作していただいたもの。なんと生地の製作期間だけで4ヶ月もかかりました......。(予想以上にかかりました。汗)

最近は、国内の機屋さんの数も減り、国内産の生地製作自体がとても貴重なもの。でも時間をかけただけのことのあるとても素敵な生地に仕上がりました!

コットンとウールの混紡糸で織り立てた生地は、独特の膨らみ感を持つどこか上品な雰囲気に。
この膨らみ感のある生地のおかげで、服として立体になった時もフォルムが綺麗に出て、前を開けて着た時でもきちんとボタンを留めて着た時でも形が綺麗に決まるのです。

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色は、カーキ、グレー、ネイビーの3色
裏無しの一枚仕立てなので、寒いときは厚手のニットやインナーダウンを合わせたりと、調節次第で季節の狭間の時期から冬まで着ていただけるのがこのコートの良いところ。

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特にネイビーは、ちょっとエッジの効いたかっこいい雰囲気に。全身を同系色でまとめた綺麗目な装いにも合いますよ。

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同じ素材でパンツも作りました!
このパンツは、“work pants”と同じシルエット。後ろのウエスト部分を太めのゴムを通したデザインにしたことで、ホールド感のある冬仕様のパンツに仕上がりました。コットンとの混紡糸で織り立てた生地なので、ウールのチクチク感もありません。

こちらも生地のおかげで、シンプルながら上品なカジュアル感を楽しめる一着に。スニーカーはもちろん、革靴を合わせてきちんと感のあるコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

cotton wool chino coat

cotton wool chino pants

<HAUの取扱い店舗に関して>
CLASKA Gallery & Shop "DO" 各店、および全国各地のセレクトショップにて順次展開中。CLASKA ONLINE SHOP でも全ラインナップ展開します。(順次発売予定)

卸販売に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
hau_clothes@claska.com

2019年11月9日 公開

編集・撮影:山本純子(CLASKA)

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