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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、さっと羽織るだけでリラックス感に包まれるニットローブのお話。

第38回:大人のアランニットは、すっきり&リラックス

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東京も少しずつ葉が色づきはじめ、紅葉シーズンまであとわずか!今年は一足早く紅葉を見に、家族で山梨県の清里へ出かけてきました。

ここは今年の夏にも訪れた場所で、プリンもソフトクリームも本当に美味しい。近くには羊やヤギたちがたくさんいる広々とした公園もあり、子どもたちのお気に入りのスポットでもあります。

短い時間でしたが、大自然の中で一足早く秋を感じるリフレッシュできた一日でした。

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さて、今期の HAU のテーマは、“Harvest & Relaxation”。

そのテーマを考えたとき、まず頭に浮かんだアイテムは“ローブのように羽織れるコート”でした。

少し肌寒いとき、家の中でもサッと羽織れたり、お出かけのときにはコート代わりにも着ることが出来たり......。オーバーサイズのローブニットは、不思議と包み込まれたようなリラックス感が生まれる、そんなアイテムだと思っています。

今回は、このローブニットを、アラン模様で作りました。

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アランセーターといえば、ロープをイメージした柄をよく目にしますが、今期 HAU から提案するものは、いわゆるザックリとした柄ではなく、伝統的な編みにはこだわらない、敢えてもう少し軽くて遊び心のあるイメージの柄。

連なる山のイメージをジグザグ編みで表現。そこに雪が降るような柄を連想し、ニットに落とし込みました。

この柄も、形にする前に何度も編み地を作り直したおかげでやっと理想の編み地に仕上がりました。(基本的にニットを企画するときには、形に起こす前に何種類かの編み方で試し編みをしてからデザインに落とし込みます。)

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ローブニットはパンツの他、スカートと合わせても!

ウールのスカートでもいいですが、私の好きな組み合わせは、敢えて薄手のコットンのスカートを合わせた素材感の違いを楽しむスタイリング。

これからコートを着る時期、中にはこんな軽い組み合わせも全体が重くなりすぎずによさそうです。足元は甘くなりすぎないようにブーツを合わせて。

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このアランニットでベストも作りました。ベストを作ろうと思ったことにはこんなきっかけが......。

ざっくりニットの上からコートを着ようとして、袖がパツパツになってしまった経験、皆さんもありませんか?

最初は長袖を作ろうと考えていましたが、ふとこんな光景が頭によぎり、コートの中にも着ることができるベストを作ることにしました。

ベストは前回スタイリストの伊東さんにスタイリングいただいたように、全体の色味を合わせても素敵ですし、“mug check skirt”と合わせて少しトラディショナルなコーディネートもおススメです。

私はこのコーディネートを勝手に“先生コーディネート”と名付けています笑。

alan knit robe

alan knit vest

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2019年11月16日 公開

編集・撮影:山本純子(CLASKA)

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