HAU

HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届けします。
今回は、軽やかなニットのプリーツスカートのお話し。これからの季節にぴったりのウールのリブソックスもご紹介します。

第80回:ふわり、プリーツ。

HAU

skirt "pleats"

ここ数年で様々なバリエーションのプリーツスカートを見かけるようになりました。
もちろん冬の定番でもあるトラッドなプリーツも好きですが、もう少し大人っぽく、ラフでシックなプリーツスカートも作ってみたい!と以前から頭の片隅に思い描いていました。

当初は布帛の生地で作ろうと構想を練っていたのですが、とあるニットの糸展に出掛けたところ、プリーツにしても重さを感じさせない新しい素材にたくさん出会うことができました。
ニットでプリーツスカートもなんだか新鮮!!
数ある中から選んだのは、アルパカ混のポリエステル糸。
滑らかで落ち感のある風合いが、長めのプリーツスカートにした時にとても相性が良さそう。と思い、この素材に決めました。
また、ポリエステルが混紡されていることによって熱加工にも耐え、プリーツを取れにくくする役割も果たしてくれるそうです。

甘く編まれた透け感のある編み地がなんとも大人っぽい雰囲気な一方、安心して履いていただけるよう軽い裏地を付けました。
ただ、裾ギリギリまで裏地をつけるとこの透け感の良さが出ないため、裏地はスカートの裾から 10cm 程度のところまでに設定。
このお陰で裾にもさり気なく透け感が生まれ、全体的に軽い印象のスカートに仕上がりました。
幅広にデザインしたウエストリブは身長やバランスに合わせて調節できるようにと工夫した部分。
ここまで広めのウエストリブはお腹も優しく包んでくれて、なんだか腹巻きのような温かさも期待出来そうですね。(笑)
私は小柄なので折り返して履いています。

一見シックな印象のスカートですが、パーカーやスウェットなどのカジュアルなトップスを合わせると、たちまちいつもより新鮮な日常着としての装いが完成。
これからの時期は、ダウンベストを合わせても良さそうですね。もちろん革靴を履いてキリッとしたコーディネートも素敵です。

HAU HAU HAU HAU HAU

socks "wool rib"

オシャレは足元から。
靴下にタイツ、レギンスなどの "足元アイテム" が大好きで、あれこれコレクションしています。

組み合わせた靴下は、防縮性のある細めのウール糸で編み立てたもの。
カジュアルな靴、フォーマルな靴、どちらにも相性の良いデザインの靴下を作りたいと思い、かたちにしました。
糸の目を詰めてしっかりと編み立てている為、洗いをかけても縮みの心配はありません。

ポイントは、本来であれば裏になる方を表として編み立てたところ。
そうすることによって、ただ綺麗な目面のリブソックスではなく、少し "味" の加わったウール特有の温かみを感じる風合いの靴下に仕上がりました。

HAU HAU
HAU

photo by koji honda

東京・台東区の「itonowa Life」 にて、HAU 2020 Autumn & winter 受注販売会を開催しています。
会期中は 2020AW の全てのラインナップが揃います。
新作のメルトンコートの受注も承っていますので、ぜひお手にとってご覧ください。

HAU 2020 Autumn & winter 受注販売会 at itonowa Life

会期:2020年10月9日(金)〜18日(日)
会場:itonowa Life
   東京都台東区松が谷3-7-1 第5サニーハイツ102
   Tel:03-6231-7775
   Open:11時〜17時(木曜定休日)
   Website:https://itonowalife.com/

デザイナー在店日
10月11日(日)/ 18日(日)

<HAUの取扱い店舗に関して>
CLASKA Gallery & Shop "DO" 各店、および全国各地のセレクトショップにて順次展開中。CLASKA ONLINE SHOP でも全ラインナップ展開します。(順次発売予定)

卸販売に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
hau_clothes@claska.com

HAU

2020年10月10日 公開

撮影・編集:山本純子(CLASKA)

バックナンバー