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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、贅沢にあしらわれたギャザーが美しいワンピースのお話しです。

第78回:優雅な、ワンピース。

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one piece "smock"

実は、切り替えしのあるギャザーワンピースというものからここ数年は少し遠ざかっていました。
どうしても可愛らしすぎてしまったり、甘い印象が強く、どちらかというと最近ワンピースに関してはスッキリとしたシルエットを意識してデザインしていました。

ところが、ある時ふと雑誌をめくっていると、外国のわりとお年を召した女性がギャザーワンピースを優雅に着ている姿が目に留まりました。
それ以来、ギャザーワンピースに対する今までの甘い雰囲気は払拭され、むしろ年齢を重ねていくと若い時とはまた違った雰囲気で着こなせるのでは!と思い、私の中での作りたい欲が沸々と湧いてきました。
ということで、今回のギャザーワンピース作りはある意味自分にとっての新しい挑戦とも言えるアイテムになりました。

素材からイメージが湧くことも多いですが、今回は完全にかたちから。
中途半端にギャザーを入れると絶対に子供っぽくなると思い、薄手で、しかもきちんとギャザーが綺麗に出る素材を意識しながら生地収集を進めていきました。
生地をたくさん使用することを前提に考えていたので、上代がとてつもなく高くなってしまわないよう、最終的に質と値段のバランスのとれた高品質な生地を見つけることができました。

素材はコットン100% でありながら、一見シルク混のような光沢感のあるこのローン生地。
通常のローンよりも細番手の糸を使用し、打ち込み本数も多く細かく織られているため、独特のコシとさりげない光沢感がとても魅力の生地です。
ギャザーもたっぷりと入っているので、薄手の生地ながらも透け感の心配もほとんどありません。
また、かたちになった後に気付いたのですが、ギャザーがたっぷり入っている割にはバスト辺りのボリュームはさほど気にならず、落ち着いています。
これもこの生地のお陰でしょう!

一枚での着用はもちろん、冬には上からざっくりとしたニットを重ねることで、スカートのような着こなしも楽しめますよ。
これは出来上がった後に発見した裏技です......。(笑)

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HAU with TR-003 TRAVEL SHOES / chausser ¥20,000+TAX
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HAU TR-003 TRAVEL SHOES / chausser ¥20,000+TAX

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2020年9月26日 公開

撮影・編集:山本純子(CLASKA)

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