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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、季節の変わり目にぴったりな、少し肉厚の生地で作った T シャツとトップスをご紹介します。

第74回:着ごこち、素のまま。

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"raw"

ここ最近は残暑が厳しいものの、朝晩の気温も少しずつ下がってきたように感じます。
ステイホーム以降、朝晩のストレッチ&読書が日課になった私にとっては、それだけでもだいぶ救われる毎日に。
一日の始まりと終わりは自分のための時間を確保して、心身共に落ち着きを取り戻す時間にしています。
秋の気配が待ち遠しいですが、あともう少しの辛抱のようですね。

さて、今日は HAU の新たな定番アイテムのご紹介です。

T シャツの素材よりは少し厚地で、裏毛よりはちょっと薄地。
わかりやすく季節にピタリとハマる素材ではないのですが、 以前ご紹介した "gauze" シリーズ同様、四季の境目を気にすることなく着ていただけるトップスが出来上がりました。

手摘みの綿を紡績して出来た糸は、生地にした時に素材本来の心地よさを実感できることから、 "raw"(原料本来のままという意味)と名付けました。
"gauze" シリーズよりワンランク生地に厚みがありながらも、着心地はふんわりと柔らか。
より秋口に向けて着用しやすいイメージでデザインを進めて行った結果、今回は半袖だけではなく、長袖も加えることにしました。
夏が長く、冬が短くなりつつある日本の気候。
「四季の狭間に必要な服作り」は、HAU の永遠のテーマになりそうです。

ディティールデザインは首元のあきがやや高めのボートネック。裾はラウンドカットでポイントを加えました。
シンプルなスタイルでもちょっとしたアクセントになり、パンツだけではなく、分量感のあるギャザースカートでも裾のデザインが引き立ち、スタイリングの相性も良さそうです。
私はシンプルなパンツにコンパクトなアクセサリーを合わせて、素材感の引き立つ組み合わせを楽しみたいです。

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with pants "herringbone" ネイビー

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with pants "herringbone" アイボリー

<HAUの取扱い店舗に関して>
CLASKA Gallery & Shop "DO" 各店、および全国各地のセレクトショップにて順次展開中。CLASKA ONLINE SHOP でも全ラインナップ展開します。(順次発売予定)

卸販売に関するお問い合わせは以下までお願いいたします。
hau_clothes@claska.com

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2020年8月29日 公開

撮影・編集:山本純子(CLASKA)

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