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HAU 藁谷真生の「今着たい服、こんな服。」

CLASKA が発信するアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナー藁谷真生が綴る、
服作りにまつわるエピソードや日々のおしゃれにまつわるあれこれを毎週土曜日更新でお届け。
今回は、ゆったりとラフで、さりげなく個性も感じられる、いつもとは違った雰囲気が楽しめるデザイン性のあるボトムスのお話し。

第61回:あ、新鮮。

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"drawers"

サルエルパンツへの憧れもありますが、小柄な私にとってはなかなか着こなすのに難しいアイテム。
少なからず、同じ悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
サルエルほど主張しすぎることなく、でもゆったりとしたラフでちょっぴり個性的なパンツにも挑戦してみたい。
そう思ってかたちにしたのが pants "drawers" です。

ラフさが故、素材選びには時間をかけました。
綿や麻など、普段から着慣れているナチュラルな素材も良いのですが、夏場に T シャツのようなカジュアルトップスと合わせた時に、"きちんとした大人っぽさ" が出るようにしたかったため、今回は綿麻にキュプラという素材が入った生地を使用して作りました。

キュプラという素材の特徴は、レーヨンのような落ち感、シルクのような光沢感を持ちながらも天然素材の一種であるというところ。
吸水性、吸湿性にも優れているので、夏場も快適に着用が出来、お家でのお手入れがしやすいところもポイントです。

デザインは、ゆったりながらも裾にかけて細くなるシルエットに。
1枚で着用した時はもちろんのこと、丈の長いトップスとワンピースを重ねて履いた時に、全体のコーディネートが重たくならないようにと考えました。
"drawers" とは、本来中世のヨーロッパ貴族の方たちが、ドレスの下に履くボリューム感のあるアンダーパンツのこと。
その辺りの由来も少し意識をしました。

生地自体に雰囲気もあるので、同色系のコーディネートもこなれた雰囲気に。
足元と組み合わせる小物次第では、きちんとしたお出かけ着にもなります。
tops "gauze" と合わせたメンズライクでほんのりスポーティーな組み合わせも今の気分。
いつもと違った雰囲気をもつボトムスで、新鮮なコーディネートを楽しんで下さい!

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<HAUの取扱い店舗に関して>
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hau_clothes@claska.com

2020年5月16日 公開

撮影・編集:山本純子(CLASKA)

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