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私の愛用品 〜お守りみたいなもの〜

CLASKA のスタッフが自身の愛用品の魅力について語るちょっとしたコラム。
第33回は、西荻窪の古道具屋「art & antiques UNTIDY」で見つけた、ブルキナファソ製の布の話です。

第33回:考え方を広げてくれた藍染の布

藍染の布

物を飾ることが好きなので、古道具屋さんにはお手頃な価格で気に入る物がないか、よく探しに行きます。この布を見つけたのも、偶然入った古道具屋さんでした。ブルキナファソで作られた藍染のビンテージ布。もともとは体に巻き付けて着るものだそうですが、お店で壁に飾られていた姿を見た時、「布もインテリアとして飾れるんだ」と衝撃を受けたことを覚えています。

しかし、悩んだ末にその日は買いませんでした。ですが、家に帰った後もその布のことがどうしても頭から離れず、次の日、お店に買いに行ったんです。それが2年ほど前のこと。

藍染の布

何よりも気に入っているところが、鮮やかな青の色合い。この布は細く編まれた布一本一本を藍染した後につなぎ合わせたものなので、色の濃淡にそれぞれ微妙な違いがあります。私には、それがまるで誰かが丁寧に描いた絵のようにも見えてきて、そんなところも魅力のひとつです。

飾ってみてわかったことは、どんなものでも本来の用途とは別で、“インテリア”になり得るということ。布も遊び心次第で様々な使い方が出来ますが、ただ眺めるだけのインテリアとして飾ると、今まで気が付かなかった表情が見えてくるんです。そんな新たな魅力を発見する作業がとても楽しいことに、この布を通して気づかされました。

藍染の布

今は我が家のリビングに飾ってあり、毎日見るたびに幸せな気持ちになりますね。日々手に取って使うものではなく眺めているだけのものですが、「それもまた愛用品ではないか」と私は思います。


(CLASKA Gallery Shop & “DO” 丸の内店 スタッフ 洪昌秀)

公開日 2022年1月14日
聞き手・写真・文 黒沢友凱

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