

HAUのたね
写真・文:藁谷真生(HAU デザイナー) イラスト・挿絵:natsume
手仕事の温もりをそのまま編み込んだかのような、カシュクールタイプのニットベスト。
秋冬にご好評いただいた hand knit vest "nepal" が、軽やかな春夏バージョンとなってリニューアルしました。
今回の一番のポイントは、なんといっても全体にポコポコとちりばめられた小さな「ボンボン」。
ネパールの編み子さんが一針ずつ丁寧に編み上げてくれた凸凹感のある編み柄は、手仕事ならではのどこかホッとするようなリズムを感じさせてくれます。
素材の主役は、ネパールの「ギルボックス」という特殊な紡績機から生まれた糸。
手編みにふさわしい丈夫さとボリューム感がありながらも、触れると優しさを感じる、絶妙な柔らかさが残っています。
今回は、白と黒のモノトーンの上下にこのベストを重ねたコーディネートをご紹介。
シンプルなキレイめスタイルにこの一着をプラスすることで、どこか大人の遊び心と豊かさを感じさせてくれる装いが出来上がりました。
さらに、この上に jacket "jongen" を羽織ればほんのりモードを感じさせるセットアップスタイルが完成!
組み合わせ次第で手持ちの服たちをもう一度新鮮に見せてくれるベストは、キレイめにもカジュアルにも活躍する、最後の「仕上げ」を自分らしく手助けしてくれるような、そんなアイテムになってくれると良いなと願っています◎
フロントのひもを開ければアクセサリー感覚で気軽に羽織れます。
ブラックは、普段の装いからかしこまった場所にもどうぞ◎
色展開はセージグレーとブラックの2色展開です。
<< 今回紹介したアイテム >>
◎ hand knit vest "bonbon"
◎ tops "circle"(3月後半発売予定)
◎ pants "jongen"
*商品名を掲載しているアイテム以外は、すべて私物です。

Profile
藁谷真生 Mao Waragai
デザイナー。1981年、東京生まれ。エスモード・ジャポンを卒業後、アパレルメーカーにて約8年にわたり数ブランドのデザインを担当。2011年、自身のブランド「BLANKET(ブランケット)」を設立。2019年より、CLASKA発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナーを務める。コンセプトは「大人のための日常着」。「HAU」は、ポリネシア諸語のひとつであるマオリ語で、「風、呼吸、生命力」などを意味する言葉。
Instagram @hau_clothes
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