
HAUのたね
写真・文:藁谷真生(HAU デザイナー) イラスト・挿絵:natsume
夏休みも終盤に差し掛かり、秋のはじまりももうそこまで。
我が家では受験生がいたため、今年の8月は特別な休暇はお預け...
ということで、世間がお盆休みということをきちんと把握できない程、
普通の月と変わらず過ごしておりました笑。
そんな季節が移ろいゆく中、秋冬のビジュアルのお披露目もそろそろです。
今回のテーマは “on the table”。
ピカソのキュビスム期に描かれた静物画がインスピレーションです。
果物、パン、食器、テーブル....
何気ない日常をモチーフにした絵は、見る人に安心感を与えてくれることを改めて感じさせてくれると同時に、立体的なものを平面で描くことによって生まれる違和感のようなものから、ピカソらしいユーモア、そして表現の可能性の豊かさを教えてもらったような気がします。
そんな絵画の世界からヒントを得た秋冬コレクション。
静けさの中にも華やかさが彩るフリルのブラウスや、アトリエをイメージしたオールインワン。
テーブルの上に何げなく置かれている洋梨カラーの鮮やかなパンツなど、テーブルの上で織りなす様々な素材や色の組み合わせを楽しんでいただけたらと思います。
秋冬の新作の発売は8月中旬から実店舗、オンラインショップともに順次スタートいたします。 秋冬のビジュアルカタログは9月に公開予定です。
<< 今回紹介したアイテム >>
*ビジュアル写真の着用アイテムです
◎ blouse "ruffled"
◎ pants "oval" / velvet(近日発売予定)
◎ knit tops "roxy"(9月発売予定)
*商品名を掲載しているアイテム以外は、すべて私物です。
Profile
藁谷真生 Mao Waragai
デザイナー。1981年、東京生まれ。エスモード・ジャポンを卒業後、アパレルメーカーにて約8年にわたり数ブランドのデザインを担当。2011年、自身のブランド「BLANKET(ブランケット)」を設立。2019年より、CLASKA発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナーを務める。コンセプトは「大人のための日常着」。「HAU」は、ポリネシア諸語のひとつであるマオリ語で、「風、呼吸、生命力」などを意味する言葉。
Instagram @hau_clothes
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