ぽってりと優雅、かつ洗練された風格が感じられる、銅製のやかん。銅は熱伝導に優れ、除菌・抗菌作用があること、塩素を分解する作用があることで、やかんにはとても適した素材です。
自然な酸化により、使い込むほどに深みのある飴色へ風合いを増していきます。
2021年3月入荷分より、後耳に突起が加わり、把手が右には傾かないようになりました。洗ったり仕舞ったりするために、左には倒れます。
経年変化を楽しみながら、永くお使いください。取っ手やつまみの締め直し、内面メッキの修理など承ります。
数ある日用品のなかでも、やかんはどこか特別な存在。日本人の暮らしにいつも寄り添ってきた道具であることは言うまでもないけれど、特別さを感じる理由は他にもあります。あの「シュッ、シュッ」と耳心地良い音をたてて働く姿。ふくよかな胴体と、もの言いたげな注ぎ口とが与えるキャラクター性。何とも愛嬌があるではありませんか。
ずばり「銅之薬缶」と命名されたこの銅製のやかんは、日本各地の職人や手工業者の技術を使って良質な日用品をプロデュースし続けている東屋のもの。利休好みの茶釜を彷彿とさせるような、ぽってりとしたフォルムがたまりません。伝統的なかたちを引用しつつも決して古臭くないのは、余計な装飾を排し、銅という素材のもつ色と軽さの効果を計算に入れてデザインされているからでしょう。お見事です。
銅は熱伝導性に優れ、除菌抗菌作用に加えて塩素分解の効果があります。つまり身体にやさしく美味しい湯を沸かす、やかんの素材にぴったり。銅はまた経年変化を楽しめる素材なので、はじめはピカピカの光沢もやがてしっとりした飴色に変わってきます。そうなれば、やかんはもう立派な家族の一員ですね。
CLASKA Gallery & Shop "DO" ディレクター大熊健郎
『いま使いたい、ニッポンのいいもの』(�判佝納辧砲茲�
写真:本多康司
*こちらのアイテムは、名品の知られざる良さを掘り下げる連載 「クラスカ名品図鑑 」 vol.3 にて、より深くご紹介しています。
写真:西 希
特集「おいしい珈琲 おいしい道具」でもご紹介しています。
Instagram @claska_do_marunouchi より
写真:HAL KUZUYA
「東屋」のものづくりについてお話を伺った、OIL MAGAZINE の「つくる人」Vol.10 熊田剛祐(「東屋」代表) ― 100年後、またどこかで会いましょう もぜひご覧ください。
- 変形やメッキ剥離、さらに火災の原因になりますため、空焚きは絶対にお止めください。
- IHクッキングヒーターには対応しておりません。
- すべて銅でできておりますため火にかけると持ち手やフタは熱くなります。取っ手は立てて火にかけ、鍋つかみをご利用ください。
- ご使用後はよく洗い水気を拭き取って乾燥させてください。
- 洗う際にはスポンジ等やわらかいものを使い、スチールやたわし磨きは使わないでください。
- 緑青を落とす場合は、酢と塩を同量もしくは塩を少し多めに混ぜて布につけ磨いてください。その後水洗いの上、水気を拭き取って乾燥させてください。

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写真:HAL KUZUYA