長崎県の伝統的な凧作りを受け継ぐ唯一の店「小川凧店」で作られる凧(ハタ)です。モダンでグラフィカル。はっとするような印象の凧を壁に飾ると空間が新鮮に華やぎ、立派なアートピースになります。
鮮やかな赤や青のシンプルなグラフィックが印象的な凧。長崎県に伝わる長崎凧です。江戸時代から日本にある表現だとは思えないほど、その斬新で力強いデザイン性には圧倒されます。でもそれには理由があるようです。
長崎凧は14世紀中頃から唐やオランダから渡来する外国人によって伝えられたと言われています。実は凧に使われている図柄の多くは、オランダの船旗や標識を取り入れたもの。なるほど、どうりで洗練されているわけです。でも理由はそれだけではありません。元々この長崎凧は「ケンカ凧」。空高く舞う凧が自分の凧かそうでないかを見分けないといけない。だから単純で力強いかたちや色であること、つまり視認性が大切なんですね。
青空に浮かぶ長崎凧の姿、実に壮観でしょうね。とはいえいまの時代、なかなか凧揚げをする機会も場所もないのが現実・・・・・・。なんて残念がるのはまだ早い。誰でも楽しむ方法があります。部屋に飾ろうではありませんか。壁に掛ければ、もう立派な現代アートになりますよ。
CLASKA Gallery & Shop "DO" ディレクター大熊健郎
『いま使いたい、ニッポンのいいもの』(�判佝納辧砲茲�

写真:本多康司
*長崎凧は、名品の知られざる良さを掘り下げる連載 「クラスカ名品図鑑 」 vol.15 にて、より深くご紹介しています。
手作りのため、1枚ごとの仕上がりが若干異なります。


