GALLERY CLASKA で2021年9月4日(土)から10月3日(日) まで開催したフィリップ・ワイズベッカーの新作作品展「PHILIPPE WEISBECKER / in sight」。
展示会の出品作品の中でディレクターの大熊が最も惹かれた作品が「Hilaturas VINAS」というかつてバルセロナにあった古い繊維工場を物語的に描いた一冊の作品。工場の外観はもちろん、工場内の紡績機械、反物らしきものが整然と並んでいる風景など、ワイズベッカー氏のファンにはたまらない魅力的なタッチで描かれた作品です。
こちらはアルバム状の一冊まるごとの作品のため、全てのページを会場でご覧いただけないこともあり、今回作品集として書籍化しました。
フィリップ・ワイズベッカー 作品集 「Hilaturas VINAS」
かつてバルセロナの旧市街にあったガラクタ屋で見つけた一冊の古いアルバム。中に貼ってあった紡績工場を写したつたない写真をヒントに、フィリップ・ワイズベッカーが想像力を駆使して描いたある工場の物語。工場、紡績機械、反物が並ぶ風景など、ワイズベッカーならではのタッチで描かれた魅力的な24枚の絵で構成された作品集です。