HAUのたね

Vol.89 トラッドな佇まいに優しさを添えた、上質ポロニット

写真・文:藁谷真生(HAU デザイナー) イラスト・挿絵:natsume


冬の日常を心地よく満たしてくれる、特別なポロニット。
トラッドな襟付きデザインをベースにしながら、素材やディティールで女性らしさとリラックス感を加えた、 HAU らしい一着に仕上がりました。

素材に選んだのは、オーストラリア産のスーパーエクストラファインラムズウールという、まるでカシミヤを思わせる柔らかな肌触りのウール100%の糸。
素肌に触れてもチクチクしにくく、優しく軽やかな温もりを感じていただけます。

生産は、国内にあるホールガーメント(無縫製)工場さんにお願いをして編み立てていただきました。
縫い目がどこにもない立体編みの技術により、着た時のごわつきがなく伸縮性も抜群。
身幅や裾周りに程よいゆとりを持たせ、身体のラインを拾いすぎない美しいフォルムが自慢です。

さらに、裾や袖口にあしらった軽やかなロール始末で、気負わないニュアンスをプラス。
フロントにキュッと並んだ小さなボタンたちも、私の大好きなディティールの一つです。

そして今回おすすめしたいのは、新作のプリーツスカート pleated skirt "Lycée" を合わせた秋冬らしい知的な佇まいを感じさせてくれるコーディネート。
正統派のプリーツスカートも、少し柔らかさのあるポロニットと合わせることでカチッとしすぎず、程よい抜け感が生まれます。

カジュアルないつものパンツと合わせても素敵ですが、フロントのボタンをきちんと上まで閉めて、歩くたびに軽やかに揺れるプリーツスカートを合わせれば……気分はまるで、パリのリセエンヌ?!

普段なかなかスカートを履く機会が少ない方も、秋冬ならではの新鮮な装いに是非挑戦してみて下さい。

HAUのたね

ボタンをいくつか開けて、あえてラフに襟元を崩してみても。

HAUのたね

足元は、ソックスでもタイツでも。その日の気候と気分に合わせて◎

HAUのたね

手前左、HAUでは珍しい深みのあるシックなカーキも新鮮。 写真は 2026AW のビジュアルより。

<< 今回紹介したアイテム >>
◎ knit tops "wool polo"
◎ pleated skirt "Lycée"
◎ turtleneck "washable wool"

*商品名を掲載しているアイテム以外は、すべて私物です。


Profile
藁谷真生 Mao Waragai

デザイナー。1981年、東京生まれ。エスモード・ジャポンを卒業後、アパレルメーカーにて約8年にわたり数ブランドのデザインを担当。2011年、自身のブランド「BLANKET(ブランケット)」を設立。2019年より、CLASKA発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナーを務める。コンセプトは「大人のための日常着」。「HAU」は、ポリネシア諸語のひとつであるマオリ語で、「風、呼吸、生命力」などを意味する言葉。
Instagram @hau_clothes


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