HAUのたね

Vol.84 首元のラインにこだわった、夏に寄り添う大人のリブインナー

写真・文:藁谷真生(HAU デザイナー) イラスト・挿絵:natsume


日差しが強くなり、お洋服もさらに薄手になるこれからの季節。
日々のコーディネートを陰で支えるインナー選びは、夏のおしゃれの隠れたテーマでもあります。

衿もとからの見え方、色味や着心地など、直接肌に触れるものだからこそこだわりたい。
年齢を重ねるごとにその重要性に気づかされるのが、実はインナー選びなのかもしれません。

「1枚で着ても頼もしく、インナーとしても万能に使えるものを。」

そんな想いから生まれたのが、今回の inner 1. です。
素材は、肌に心地よいコットンをベースにポリウレタンを混合したリブ生地。
しなやかなストレッチ性があり、幅広い体型の方のシルエットにやさしくフィットしてくれます。

そして、一番のこだわりがあえて少し横に広げたボートネックのラインです。
私自身、手持ちのインナーはどれも薄手で胸元が開きすぎるものが多く、シャツを羽織ったときにも女性らしさが強調されてしまい、なんとなく落ち着かないな……と思うことも。
そこで目指したのが、 「ヘルシーさ」 と 「きちんと感」 を兼ね備えたインナーです。

これからの時期は、Tシャツやノースリーブに、カーディガンやシャツを羽織る機会も多くなるはず。
首元に安心感のあるインナーがクローゼットに1枚あるだけで、夏の装いのバリエーションがぐっと広がると思います。

HAUのたね

shirt "soil" の下にはホワイトのインナーを。 私自身お気に入りの組み合わせです。

HAUのたね

ライトグレーは肌馴染みが良いので、表にインナーを響かせたくないときにオススメです。

HAUのたね

深みのあるチャコールは、潔く一枚でも◎

<< 今回紹介したアイテム >>
◎ inner 1. / ホワイト / チャコール / ライトグレー
◎ shirt "soil" (SOLD OUT)
pants "kapok"

*商品名を掲載しているアイテム以外は、すべて私物です。


Profile
藁谷真生 Mao Waragai

デザイナー。1981年、東京生まれ。エスモード・ジャポンを卒業後、アパレルメーカーにて約8年にわたり数ブランドのデザインを担当。2011年、自身のブランド「BLANKET(ブランケット)」を設立。2019年より、CLASKA発のアパレルブランド「HAU(ハウ)」のデザイナーを務める。コンセプトは「大人のための日常着」。「HAU」は、ポリネシア諸語のひとつであるマオリ語で、「風、呼吸、生命力」などを意味する言葉。
Instagram @hau_clothes


前の回を見る <