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堀井さん

sept septièmeの世界

sept septième (セット・セッティエーム) とは、フランス語で 「7/7」 という意味。 「1週間のうち、毎日でも着たくなる服」 がコンセプトの、堀井和子さんと CLASKA のオリジナルアパレルブランド 「D」 が一緒に作るブランドです。
流行にとらわれることなく、日常的に着たいもの、着てほしいものをお届けする sept septième に、この春加わったのは、Tシャツ、シャツ、カーディガン、スカート。

今回、それぞれのアイテムに、堀井さんが“愛称”をつけてくれました。 トップの写真、左から、ノワゼットのグレー、ジャングルジム、カマンベール、ブルー・フォンセ、チコリ、テ・オ・レ、ヴェール、ウォッカ。

楽しげな愛称をもったこれらのアイテムを、堀井さんがスタイリング。堀井さんならではの世界観と、それぞれに広がるお話をお楽しみください。

スタイリング:堀井和子 写真:公文美和 聞き手・文:島田奈津子(CLASKA)

横棒

——色の冒険

堀井さん

左)ヴェール(ニュアンスカラーをフワッと着るドライコットンニットカーディガン グリーン)  右)ウォッカ(ニュアンスカラーをフワッと着るドライコットンニットカーディガン ブルー) 

実は緑は、そこまで好きな色ではなかったのですが、これまでにいろいろな出会いがありました。ホーローのピッチャーは北欧の 「DANSK」 のもの。北欧ブランドですが珍しくフランスで製造されたもので、きれいな色だと思って買いました。艶やかなチューリップを入れてみたら、その色をピッチャーの緑が引き立たせてくれています。
スウェーデンの 「ABSOLUT VODKA」 の瓶と長崎の凧は、どちらも鮮烈なブルーが印象に残っていました。今回、ブルーのカーディガン 「ウォッカ」 に合わせてスタイリング。
色で冒険をしてみるのは、結構楽しいもの。この緑とこれを組み合わせると、強い色同士だけれど合うかな? など、服だけでなく、日常のシーンやテーブルまわりでも、いろいろと冒険してみることで、自分の好きな色や組み合わせが見えてきます。

“ヴェール” (ニュアンスカラーをフワッと着るドライコットンニットカーディガン グリーン
ヴェールはフランス語で「緑」の意味。同じ 「緑」 の中にもさまざまなものがあり、私自身、好きなものもあれば、少し苦手なものも…。 こちらは、さまざまな緑の中から、新鮮で生き生きとしたものを選びました。フリルレタスや初夏の緑のような色合いに、自然の力を感じます。赤いストライプなど、強い色のアイテムと組み合わせてもよさそうです。

“ウォッカ” (ニュアンスカラーをフワッと着るドライコットンニットカーディガン ブルー
印象的な青のカーディガンは、「ウォッカ」。こちらはスウェーデンの 「ABSOLUT VODKA」 のボトルの色から名づけました。透明なウォッカとガラスで光を通したブルーが、澄んで強い印象です。強くはっきりとした青のカーディガン 「ウォッカ」 は、シンプルな色でも、ビビッドな色でも、どんな色も包み込んでくれる不思議な強さをもっています。

横棒

——いろいろな白に囲まれて

堀井さん

左)Tシャツ SEPT SEPTIÈME / ジャングルジム 右)Tシャツ SEPT SEPTIÈME / カマンベールチーズ その他堀井さん私物

ちょうどいい色合いに塗られた床のグレーっぽい白、奥に見える建物の白、ペンキで塗られたジャングルジムのパイプの白…。微妙に違ったそれぞれの 「白」 は、願ってもいないかっこいい組み合わせ。以前から知っていた都内のある屋上遊園、いつか撮影に使えたらと思っていて、今回実現しました。
さまざまな白の中に立つジャングルジムに、ふたつのTシャツをひっかけて。ひとつはカマンベールのイラスト、もうひとつはまさに、ジャングルジムのイラスト。どちらも姪が小学校低学年のときに描いたものです。ふたつのTシャツが、ジャングルジムで気持ちよさそうに揺れています。

“ジャングルジム” (Tシャツ SEPT SEPTIÈME / ジャングルジム
ジャングルジムのイラストは、ジャングルジムだけれどまっすぐな線ではなく、やわらかな曲線が面白い一枚。子どものころにジャングルジムで遊んだのびやかな時間や楽しかった思い出が、よみがえってきます。このイラスト、額に入れて我が家の玄関に飾ってあります。

“カマンベール” (Tシャツ SEPT SEPTIÈME / カマンベールチーズ
鉛筆を使いながら、何度も描き重ねて生まれた、ふっくらとやわらかい線のカマンベール。姪が小さかったころ、チーズの図鑑や写真を姪にわたし、よく描いてもらっていました。子どもの描くものって、魅力的に見えますよね。

横棒

——おいしい散歩

堀井さん

左)ノワゼットのグレー(ノワゼットグレー ギンガムチェックスカート ) 右)テ・オ・レ(ニュアンスカラーをフワッと着るドライコットンニットカーディガン クリーム) その他堀井さん私物

カーディガンは 「テ・オ・レ」 、スカートは 「ノワゼットのグレー」 と命名。ノワゼットはフランス語で 「ヘーゼルナッツ」 です。おいしい名前の組み合わせには、おいしい散歩のイメージでスタイリング。
ラフィアの帽子にカゴバッグ、色のきれいな地図を片手に…。地図は、アメリカに住んでいたときに買った、チェルシー地区のもの。マルシェに向かう気分の一枚。

“ノワゼットのグレー” (ノワゼットグレー ギンガムチェックスカート
ノワゼットはフランス語でヘーゼルナッツのこと。このスカートのギンガムチェックは、ヘーゼルナッツのペーストや、アイスクリームのようなやさしいニュアンスをもっています。トップスには、白をもってきても、黒をもってきても合わせやすいです。履いてみると、さりげないけれどかわいいボタンも、嬉しいところ。

“テ・オ・レ” (ニュアンスカラーをフワッと着るドライコットンニットカーディガン クリーム
おいしい食べもののようなニュアンスをもつ薄いベージュのカーディガン「テ・オ・レ」。いろいろなベージュの中から、甘くて香ばしく、おとなしいけれどニュアンスのある、ミルクティーのようなこの色に決めました。白いTシャツや白いYシャツとの組み合わせも楽しめそうです。

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——おまけの1枚。シャツのこと。

堀井さん

左)ブルー・フォンセ(ブルー・フォンセ ショートスリーブシャツ) 右)チコリ(チコリ ギンガムチェックシャツ

今回、トップの写真でちらりと写っている2枚のシャツ。 印象的な大きな襟が、肩周りを華奢に見せてくれます。着丈は少し短めなので、前を開けて着るのもおすすめ。襟がつまっていると苦しく見えてしまいがちですが、大きな襟なので、おおらかに心地よく、ふわっとまとえます。

“ブルー・フォンセ” (ブルー・フォンセ ショートスリーブシャツ
ブルー・フォンセはフランス語で 「紺色」 の意味。濃紺で品よく見えるこのシャツ、実は sept septième 誕生の最初の年に作ったのと同じもの。とても気に入っているので、今回、再び作りました。Tシャツを重ねたり、ちょっとはおったりと、組み合わせしやすい一枚です。夏場でも汗が見えない色合いなのもポイント。

“チコリ” (チコリ ギンガムチェックシャツ
ギンガムチェックのシャツは、青い紫がかった花を咲かせる 「チコリ」 から命名。以前アメリカに住んでいたとき、ニューオーリンズで、チコリの群生しているところを通りました。紫の入った青い花がわあっと広がっていたんです。かわいすぎないギンガムチェックは、ヘビーローテーションできる、普段使いにも嬉しいアイテムです。

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Profile
堀井和子 Kazuko Horii
東京生まれ。料理スタイリスト・粉料理研究家として、レシピ本や自宅のインテリアや雑貨などをテーマにした書籍や旅のエッセイなどを多数出版。2010年から「1丁目ほりい事務所」名義でものづくりに取り組み、CLASKA Gallery & Shop "DO" と共同で企画展の開催やオリジナル商品のデザイン制作も行う。
OIL MAGAZINEにて連載堀井和子さんの「いいもの」のファイルを更新中。

2022年4月2日 公開