私の愛用品 〜お守りみたいなもの〜

CLASKA のスタッフが自身の愛用品の魅力について語るちょっとしたコラム。
第24回は、「POSTALCO(ポスタルコ)」が長年作り続けているレインジャケットの話です。

第24回:1年間悩み続けたレインジャケット

レインジャケット

8年前、CLASKA に入社して渋谷パルコ店(2016年閉店)に配属された時、売り物の中ですぐに目についたのがこのレインジャケットでした。その時から「かっこいいな」と思い、欲しかったのですが、クオリティが良い分値段も高く、買うかどうかとても悩んだことを覚えています。そうしているうちに徐々に思い入れが強くなり、入社して1年後、お金も貯まったということで購入しました。

何より惹かれたのが、使い勝手の良さ。丸めれば小さくなって持ち運びしやすいし、撥水性も十分にあるから、レインジャケットとしての機能性は抜群です。加えて、生地の光沢感が強すぎないからかアウターとしても普段使いしやすく、春や秋はもちろん、冬でも中に薄いダウンなどを着込めば問題なく使えて、幅広い場面で重宝しています。

レインジャケット

ウエスト調節用の絞り。

目を見張ったのが、ジャケットの内側にある絞り。どんな体形の人でも着られるようウエストを調節できるようになっているので、僕だけでなく妻もたまに着ています。細部にこだわることで、性別、世代、体形関係なく、どんな人が着ても着心地がいい服にしたいという思いが感じられてとても好きですね。気に入っています。

レインジャケット

僕にとっては1年間、出勤するたびに目に入り、買おうかどうか悩みに悩んで、ようやく手に入れた思い入れのあるアイテムです。長年使い続けてもへたっているように見えないし、「いい買い物したな」と思いますね。今後も長く、大切に、使い続けようと思います。


(CLASKA ショップマネージャー兼営業担当 伊藤昌憲)

公開日 2021年10月29日
聞き手・写真・文 黒沢友凱