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堀井和子さんの小さいツリー
CLASKA ONLINE SHOP 限定10セット
完売しました。

堀井和子さんがみんなと作った、“クリスマスだけではないツリーとオーナメント” のセット。CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店で2015年秋と2016年秋に開催した企画展で展示販売を行って参りましたが、次回の企画展については来年以降のお楽しみです。今年はツリーを限定10セット、CLASKA ONLINE SHOP のみで特別に販売いたします。

堀井和子さんと木工作家 吉川和人さんが、今年のツリーを届けてくださいました。

木工作家の吉川和人さんに堀井さんがイメージを伝えて出来た栗の木のツリーに、堀井さんがお声かけされた様々な作り手による、6つのオーナメント。おふたりがそれぞれ、完成したばかりのオーナメントとツリーを抱えてお持ち寄りくださいました。今年のツリーについて、お話を伺いたいと思います。

「TREE + こんなツリーがあったら こんな格子柄があったら」展
2015年 CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店

― 堀井さんが「こんなツリーがあったら」と考えて作られたツリーを発表されたのが2015年秋。それが好評で、今年で3年目になりました。もともとは、どういったところから発想されたのでしょうか。

堀井さん 外国のデザインの本などで、複雑な柄の入った陶器などを飾った、“普通のクリスマスツリーではない” ものを見たことがあり、印象に残っていたんです。それで、クリスマスだけではなく他の季節にも飾れる、オブジェとしてのツリーを作りたいと思っていました。

作るとすると素材はまず、木とガラスの組み合わせが好き。それから鋳物も。「クーリエ」展(2009年 CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店)の際に、釜定さんと南部鉄器でドーナツ型の文鎮を作ったこともありましたよね。ツリーに下げるオーナメントは、ガラス・鋳物・磁器、と色々なテクスチャーを組み合わせながらもシンプルなものを、と考えました。

「arbre + éléphant, brun marron 小さいツリーとゾウと茶色」展
2016年 CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店

堀井さん ツリーの形は、最初吉川さんに「エッフェル塔の下の部分のような」なんて言ったり、ドーの大熊さんや神田さんも一緒に、色々な形のパターンを出し合って、その中から実現可能な形を探って。2015年の時、最初大きいサイズで枝の先が分かれたタイプを中心に考えたのですが、ドーの大熊さんのアドバイスもあって、ご家庭のテーブルや棚の上に飾りやすい小さいサイズ、枝分かれしていないシンプルな形を中心にしようということになり、2016年、そして今回作ったこの形に落ち着きました。材も、試作品は桜と栗とで作ってみましたが、実際に製作したのは全て栗です。

― 白木の色や木目の流れが清々しく、気持ちよいですね。吉川さん、栗には素材としてどういった特性があるのでしょうか。

吉川さん 栗は年輪に沿って木目が出やすく、淡い色の木肌で雰囲気が柔らかく、軽やかに仕上がるんです。実際に比重も軽く、柔らかくて加工しやすくもあります。

吉川さん ツリーの幹と枝には、カンナで削って仕上げた、刃の跡を残しています。外側をサンドペーパーで磨いて完全に滑らかに仕上げることもできるのですが、恐らく工業製品のような印象になってしまうでしょう。それよりも手の跡があったほうが、自然に生えている木と近いように感じられて気に入っています。

― この自然な表情と彫刻的な味わいがなんとも絶妙で。素敵です。堀井さん、今年のオーナメントについてひとつずつご紹介をお願いします。

堀井さん 星耕硝子さんに作っていただいたオーナメントです。2年目はうすい蜂蜜色でしたが、3年目の今年は「ウイスキーの水割り色」をとお願いしました。工芸ガラスは茶色や青緑などの濃い色が主ですが、調合を工夫すると薄い色もできるそうです。混ぜることで細かな気泡が入り、エリック・ホグランの作品ではないですが、雰囲気が出ていると思います。

堀井さん 星耕硝子さんの、うすい蜂蜜色のオーナメントもあります。

― さざ波のようなゆらぎ、ぽってりとしたリムがきれいですね。

堀井さん 白い磁器は、信楽の大谷哲也さん。

― シンプルでプレーンだけれども無機質ではない、心地よい手仕事が感じられます。

堀井さん 盛岡の釜定さんにお願いしている、鉄の鋳物で作ったクロスのモチーフです。1年目は黒でしたが2年目と今回は少しこげ茶色の仕上げで、よりモダンになりました。

堀井さん 楕円とドーナツ型のガラスは木村硝子店さん。これは1年目から定番で続いているものですね。どれも職人がひとつずつ、手作りしてくださっています。

堀井さん いろいろ工夫を重ねてくださったおかげで、仕上がりが滑らかに感じられます。

― ひとつひとつのオーナメントがそれぞれ単体でも、オブジェとしてとても魅力的ですね。

堀井さん では、実際にオーナメントとツリーを組んでみましょう。オーナメントに紐を通して・・・

(ひとつひとつのオーナメントの位置と紐の長さのバランスを慎重に探りながら、ツリーの枝に下げていく堀井さん。)

(余った紐の先をハサミでカットして整えます。)

2017年版のツリーが完成しました!

おふたりが持ち寄られたオーナメントとツリーが見事に合わさり、うれしい完成です。6つのオーナメントを下げたツリーは、一気に生き生きと立ち上がって見えました。

限定10セット、11月10日(金) 11時頃より販売。まもなくお届けします。

今年は CLASKA ONLINE SHOP のみでの販売です。CLASKA Gallery & Shop "DO" 店頭での展示はございません。(実物はご覧になれません。)

堀井和子さんの小さいツリー

32,400円(税込)

完売御礼

ツリーにはすべて、おふたりが直筆でサインを書いてくださいました。

吉川さん 木製の物を完全に無塗装(白木の状態)でお届けするなんて、なかなか無いことですよね。

― CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店に飾り続けている大きいツリーも、木の色がずいぶん深くなりました。

堀井さん こんな風に、それぞれの持ち主のお家で長く飾られ、木の色が変化していくことが大事に思えます。

(「逆光のところに置くのも良さそう」、と堀井さん。)

― ガラスの輝きがきれいですね。今年のポイントになっている、黄色っぽく明るい「ウイスキーの水割り色」は、冬には光に温かく映え、夏には清涼を感じられることでしょう。

堀井さん オーナメントの位置は、自由に入れ替えて楽しんでください。黒(鋳物のクロス)は案外、下の方より上の方が決まる感じがしますよ。

― お客さまにお届けするのが楽しみです。大切にお預かりします。堀井さん、吉川さん、ありがとうございました!

堀井和子さん プロフィール

1954年、東京生まれ。料理スタイリスト・粉料理研究家としてレシピ本や、自宅のインテリアや雑貨などをテーマにした書籍、国内外の旅のエッセイなどを多数出版。2010年に「1丁目ほりい事務所」を立ち上げ、CLASKA Gallery & Shop “DO” と共同で企画展の開催やオリジナル商品のデザイン制作も行なっている。
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2017年11月6日 公開
写真・文:CLASKA ONLINE SHOP 速水真理