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仁城逸景 椀 2

仁城逸景 椀 2

7,020(税込)

工房仁

仁城逸景 椀 2

7,020(税込)

岡山県にある「工房仁」は、父・仁城義勝さんと子・仁城逸景さんによる漆器の工房。こちらは逸景さん作の椀です。

1986年生まれという若さながら、父から真摯に学び、自身の感性を加えて生み出された器は、穏やかな美しさをもっています。

漆で仕上げてありますが、一般的な漆器とは異なります。木の表面を下地で均さず、本来の木肌を生かしながら木を丈夫にする保護膜として直接漆を塗る「木地溜」を3回ほど施したものです。

下地の上を朱や黒で均一に塗り上げられた美しさとはまた違う、木と漆の自然な魅力を湛えた器。木肌が透けて見え、奥行きのある上品な色艶には高貴さも漂います。

こちらは高台が高い「2」のタイプ。持ちやすく軽く、すべすべとした滑らかな手触りです。

サイズ感は、一般的な汁椀よりもほんの気持ち小ぶりで上品です(約直径11.5×高さ6.6cm)。お手持ちのお椀の寸法と比べて推し測っていただければと存じます。

1点ごとに、木目の表情や色合いの濃淡が異なります。複数お求めの際は、それぞれで少しずつ異なる風景もお楽しみいただけることでしょう。

(写真の飯碗:ドーの飯碗 小

ハレの日のうつわとして仕舞っておかず、普段の食卓の汁物でこそ使っていただきたい逸品です。一層格別の味わいをご実感ください。

木と対話し、手で考える

中学生の頃、英語の授業で磁器は「China」、漆器は「Japan」と習ってなんだか嬉しかったことを覚えています。でも若い頃は漆器があまり好きではありませんでした。艶やかに加飾された朱や黒光りするお椀に、どこか現代の暮らしにはなじまないもの、というイメージをずっと持っていました。

漆器に対する考えが変わったのは、谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を読んでから。漆の艶というのは行灯やろうそくのぼんやりした光のある空間にあってこそ真価を発揮する、そんなことが書かれていました。なるほど、昼間でも薄暗い日本家屋の中でなら、あの色艶も程よい演出となって空間に調和していたのでしょう。

仁城逸景さんの漆器を前にすると自然と手が伸び、手にした感覚を確かめたくなります。華飾を削いだシンプルな椀ですが、生まれたてのような温かみと、堂々とした存在感が同居した不思議なオーラを漂わせています。

師でもある父・義勝さんとの漆器づくりの基本理念は、何より自然の恵みである木に感謝し木を大切に使うこと。木を慈しみ、木と対話しながら「手」で考えてつくる椀。「健康的な美しさ」とは、こういうもののことをいうのではないかと思うのです。

CLASKA Gallery & Shop "DO" ディレクター
大熊健郎
『いま使いたい、ニッポンのいいもの』(判佝納辧砲茲

形は2種類。ご夫婦用のセットにするなどして、贈り物にも喜ばれることでしょう。左の「1」のご注文はこちらのページからどうぞ

ご購入の前に
  • 木を大事にし、極力無駄にせず使い切るという考えのもと制作されています。上の写真のように、まれに木の節の跡や小さな穴が残っていることがありますが、不良ではございません。
  • 木肌の良さを生かすため、保護膜として最低限の塗りで仕上げてあります。塗りムラ(濃淡)も見られますが、このために魅力的な表情が生まれており、ご使用上も問題ございません。