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コラージュ・題字:堀井和子

堀井和子さんの「いいもの、みつけました!」

堀井和子さんが日々の暮らしや街歩きの中で見つけた、いいもの、美しいものを報告してくださる連載です。今回は、文字のある素敵な風景について。

第15回:看板、気になります。

友人とお昼ごはんやお茶という時、よく出かけるのが代々木公園や代々木上原のあたり。待ち合わせを駅の改札口にして、気ままに歩きながら、立ち寄るお店を決めたりすることも多いです。

今回は、看板やお店の外観に注目しました。

代々木上原駅の階段を降りてすぐ、いつも目に飛びこんできて気になっているのが MAISON CINQUANTECINQ の看板です。壁の色、ドア、黒板のようなデザインが好きです。

LOS PAPELOTES はよく立ち寄る古本屋さんです。マックス・ベルジュイス作『たことしょうねん』(今は絶版)の絵本をここで見つけて買いました。以来、ベルジュイスの本に出会うと買い求めるように。本に出会ってワクワクし始める気持ちが、鋳物の字に宿っているのかなぁと。

いつも通らない道沿いに、魅力的な店構えの花屋さんを見つけました。TRUMP flowers の支店だそうですが、隣りの Offf というレストラントと並んだ様子が素敵です。まだ営業している日に訪ねたことがないのですが、枝ものを買ってみたいと思っています。

他の街でも、ふと気に入った看板を見つけると、写真を撮ります。

左は、大阪でうどんすきを食べに行った時、近くで偶然発見した佐野繁次郎さんの絵の看板。フォルム画廊の包装紙は展覧会で見ていましたが・・・・・・。中は、パリのひっそりとした通りで見たアトリエのもの。壁の色も何とも言えず、いい具合でした。右は、神楽坂のフロマージュとお酒の店。シンプルで大胆なデザインで、鋳物の黒が大好きな私の胸が躍った看板です。

虎ノ門・新橋あたりも時々歩いています。少し前に建てられた小さめのグレーのビルが並んだ小路、きりっとした仕事の街の空気と何とも言えない懐かしさが漂っています。必ず立ち寄るのが虎ノ門 岡埜榮泉で、大福の他、東(あずま)饅頭、栗饅頭などを買って帰ります。今日は杏ジャム入りのワッフル、ふんわりした皮の弾力と文字のデザイン、控えめであっさりした杏ジャムが嬉しいおやつです。

堀井和子

堀井和子さん プロフィール

1954年、東京生まれ。料理スタイリスト・粉料理研究家としてレシピ本や、自宅のインテリアや雑貨などをテーマにした書籍、国内外の旅のエッセイなどを多数出版。2010年に「1丁目ほりい事務所」を立ち上げ、CLASKA Gallery & Shop “DO” と共同で企画展の開催やオリジナル商品のデザイン制作も行なっている。
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2017年1月6日 公開

【企画展開催中】
box / objet

[会場]CLASKA Gallery & Shop "DO" 本店(CLASKA 2F)
[会期]2016年12月10日(土)〜2017年1月9日(月祝) 11:00〜19:00

[出品作家]澄敬一 / 堀井和子 / 古賀充 / 勝本みつる / 藤城成貴 / 吉川和人 / Tiny N 花生師 岡本典子 / atsumi / 西本良太 / 葉田いづみ / kotoriten / 佐久間磨

POST 中島佑介さんによる「箱」視点で選んだアートブックの展示・販売しています。

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