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身近で素朴な山野草や雑草と呼ばれる草、樹木の美しさを伝える活動をしている榊麻美植物研究所の榊さんから、盆栽と暮らす日常の愉しみを教わります。

第15回:植物達の夏越しについて

関東では6月末に梅雨明けしてしまい、連日、真夏の暑さが続いています。暦でも「小暑」に入り、暑さ・日差しが厳しくなる頃です。

日差しが強くなり、樹種によっては葉焼けをしてしまったり、また水切れも起こしやすい季節。盆栽を育てていく上で、夏を乗り切ることはひとつの山場だなと思います。

今回は、暑さの厳しい夏を上手に越すための対策について。

まずはお水やりについて。

梅雨から急に暑くなり、「お水やりを忘れてしまって葉がカラカラになってしまった」「1日1回お水をあげているが、調子が急に悪くなった」などのお問い合わせが増えてくるのが、この季節。

お水やりは最低でも朝・夕(夜)に2回、葉や幹にもたっぷりと、底穴から抜けるまであげるようにしましょう。

夏は、気温や日差しにより乾きが早くなるだけでなく温風が強く吹くことによる乾き、植物の活動が活発であることによる乾きなど、様々な要因により、思った以上に乾いています。

次に日除けについて。

夏の日差しはとても強く、樹種によっては、枯れることはなくても葉が焼けてしまうことがあります。

午前中だけ当たる、とか、逆に夕方までは当たらないが西日だけが当たるというような場所ではそこまで気にしなくてもよいように感じていますが、朝から日暮れまで燦々と太陽の光が当たるような場所で育ててている場合は、すだれや寒冷紗、または風の通る箱を置くなどして日除けをすることで、葉焼けの防止や水切れ対策になるでしょう。

その他、葉が多いと水の蒸散がその分多くなりますので葉を間引いたり、樹形を整えてあげることも水切れの予防につながるように思います。

置き場所やお水やりに今まで以上に注意して、約1ヶ月半を上手に乗り切りましょう。

榊 麻美


1980年 静岡県生まれ。アパレル業を経て、塩津丈洋氏に師事し植物の世界へ。2016年春、独立。榊麻美植物研究所を立ち上げる。
sakakiasami.com

2018年7月11日 公開

「榊麻美植物研究所 盆栽とつむぐ暮らし」は、今回をもって連載を終了させていただきます。ありがとうございました。バックナンバーはこのページからいつでもご覧になれます。